ブロ楽

気分でがんばるブログ

飛行機の中のロマン


小さい頃から飛行機を見るのが好きでした。

見るのが好きといっても、飛行場に行ってみるのが好きなのではなく、

飛んでいる飛行機を見るのが好きでした。

特に夜、飛んでいる飛行機を見るのが好き。

 

子供ながらに

「あの飛行機にはたくさんの人が乗って、どこかに出かける。」

というのはわかっていたので、その一人ひとりのストーリーを想像するのがとても楽しかったんです。

 

それも飛行機って数分、ほんと3分とか5分とか、その感覚で飛んでいるんです。

その中に、毎回ほぼ満員だと思ってたんですけど(笑)実際わかりませんが…

 

そのお客さんの数だけ生活というか、ストーリーがあるということじゃないですか。

 

今から遊び行くのにワクワクしてる人。

仕事行くのに嫌だなって思ってる人。

実家に帰るとか、ただ出かけるって言う特に何も理由がないって人もいる。

 

当時の自分はまだ飛行機乗ったことがなかったので、そういった感情、どんな感情で乗っているのかなぁーとか。

この後どこに行って何をするのかなーとか。

そんな事を想像して勝手にストーリーを作っていくのが楽しかったりしたんです。

 

今でも飛行機を見るとそういうことを想像してしまいます。

飛行機の他にも高速道路だったりとか、まぁ普通の道路でも一緒ですけど。

夜中に走ってる車を見ると仕事なのか遊びなのかと考えてしまうこともありますが、やはり飛行機は、またさらにいっこ上の特別感。

 

窓の外からボケーっと飛行機を眺めて、他人のストーリーを想像するというのがなんとなく憩いの時間だったりというか、楽しい時間だったりする時もあります。

こんな些細な時間もあっていいんじゃないかな?

 

なんだこの話?

 

おわり。